推しのライブを観るため、東京を訪れたボク。
宿泊先として頼ったのは、東京で一人暮らしをしているいとこの『希帆お姉ちゃん』の家だった。
何年も会っていなかったけれど、子どもの頃はよく遊んでもらい、密かに憧れていた存在。久しぶりに再会したお姉ちゃんは、記憶のまま優しく、そして昔よりずっと綺麗になっていた。
懐かしい会話を交わしながら過ごす夜。ふと、お姉ちゃんの部屋から聞こえてきた不思議な声に気づく。
もしかして――。
見てはいけないと思いながらも気になってしまい、思わず部屋を覗いてしまう。
そこにいたのは、マイクへ向かい演技をしているお姉ちゃんの姿だった。
覗いていたことが知られてしまい、事情を聞くと、彼女は同人音声の声優として活動しているという。そして「男の子の感想を聞きたい」と言われ、突然始まる生音声の収録。
距離の近い空間の中で、少しずつ変わっていく空気。懐かしさと戸惑いが交差する、二人きりの特別な時間が始まる――。
今回の作品では、ASMR作品を視聴している状況の中で、音とプレイが実際に重なっていく感覚を特に意識して制作しました。
派手な演出を加えるのではなく、構図や距離感、そして“間”を大切にし、自然に没入できる見せ方を目指しています。
視聴の際は、あえて目を閉じて音に集中したり、朗読されるASMR台本を想像しながら楽しんでいただくと、より作品の意図が伝わると思います。
細かな仕草や空気感も含めて感じ取っていただけたら嬉しいです。
声で楽しむ作品が好きな方、ASMR作品がお好きな方には、特に深く刺さる内容になっています。
※この作品はバイノーラル録音されておりますが、視点移動により音声が連動するものではありません。
※この商品は専用プレイヤーでの視聴に最適化されています。